ウェディングフォト撮影レポート in 福岡
先日、福岡まで小学生の頃からの友人(新郎)の結婚式を祝いに、そして撮影をしてきたのでその記録をご紹介します!今回、神社で行う神前式と一般的な教会で行うチャペル式の両方、そしてウェディングフォトの撮影をまるっとしてきたので、結婚式の撮影について参考になればと思います。
それではいきましょー!
式場での様子
結婚式当日の朝、控室から密着していきます。昨晩寝れなかったのか、少し眠そうな新郎。天気も良い朝です。ピントはあえて外してボヤ〜っとその朝の雰囲気をとらえます。
和装スタイル、素敵ですね〜!新郎新婦の持つゆったりした雰囲気の中にもどこか緊張感があり、今日は間違いなく特別な一日である事を感じます。その空気がとても感慨深い。
そして神社に移動していよいよ神前式の始まりです。神前式は日本の伝統的な挙式スタイル、様々な作法があります。その流れを把握しておくことが結婚式の撮影ではとっても大事です。
前日の練習段階で、ロケハンと当日の流れを見させてもらっていたので動きに迷いはありません。斜め前から少々煽りぎみに表情をとらえ、真横から全体をとらえ、段を上がるときに足元に寄って一度しかないシャッターチャンスを、足を動かしながら追っていきます。結婚式のように、ちょっとした一瞬も出来る限り逃さないためには、ロケハンと当日の流れのシミュレーションを立てておくことはとても大切なポイントです。
同じ場所から、より引きでのバリエーションが撮れるのでズームレンズは必須です。
水平を意識して枠取りしながら「全体→寄り」と撮っていきます。
式も滞りなく行われていきました。
神前式を終えました。風や木の匂いを感じながら日本の伝統的なスタイルで行える神前式は、その一つ一つの儀に意味があって、それらを確認するように誓い合うように進行していきます。やっぱ日本って、いいなって思います。(笑
次はホテルに移動しドレスにガラッとお色直し!ばっちり決まってます!
親族だけで披露宴を行い、その後チャペルをお借りして撮影が出来るとのことでチャペルへ。サプライズで新郎新婦の友人がたくさん駆けつけてくれました!すごい!
外に出て、綺麗な景色の中、新婚を祝う友人に囲まれながら集合写真なんかを撮影して幸せいっぱいでした!
こうして全ての式が終わりましたが、新郎新婦を休ませることなくそのままウェディングフォトの撮影に連行します。(笑
その一部を最後にご紹介します。
ウェディングフォトの様子
まずは二人の思い出の公園でこんなショットを撮影しました。緑と青のコントラストが綺麗。階段を使って写真に奥行きを出しました。
少々ベタな演出ではありますが。(笑
綺麗なロケーションの中で間違いなく良い写真が撮れるシチュエーションはスルーできませんでした。二人の座る位置をくっつけたり、少し離すだけでも印象が変わります。笑顔なのか真剣な表情なのか、目線はどこなのか、物語が想像出来るような写真を撮るためには、細かい部分を意図的に演出しなければいけません。それをどういった言葉で伝えるのか、またはそうしてもらうようにどのように働きかけるのか、そういったことを人物撮影の時にはたくさん考えます。
「自然なスナップショット×西日」はもれなくエモさを演出してくれます。カメラ側に伸びる影もまた逆光の大事な特典です。
二人が暮らした家も思い出になります。そんな素敵な撮影スタジオはなかなかないですよ!
ウェディングドレスが広がるように、撮影する瞬間に右側からドレスをつまんでフワッとやってくれる人がいる事が前提ですが、夜にはこういった写真も狙っていきます。見えないように被写体の真後ろからもストロボを射つことで、ふわっとなったドレスに後ろから光があたって、もっともっと綺麗に写ります。
二人のエッジも際立ちます。
撮りたい場所があったらちゃんと許可をとって手順を踏んで撮影します。この時は急遽でしたが、特別に許可して頂き入場券を払って撮影させて頂きました。その甲斐あって良い写真が撮れました。門司港の駅員さん、ありがとうございました。
一日中、幸せな二人の姿を撮り続けて、とても紹介仕切れないほどたくさん良い写真が撮れました。疲れているのに夜まで連れ回してごめんなさい。(笑
優しくて愛の深い二人の作っていくこれからの物語も楽しみにしてます。末長くお幸せに!
次回は初心者でもウェディングフォトを綺麗に撮るポイントを解説します!
ではまた!