秋、原宿フォトウォークレポート
10月の半ば、原宿フォトウォークを開催しました!
今回のモデルはみきさん、以前何回か撮影したことはありましたが、他のカメラマンに撮影される事も、本格的なモデル経験もなく、東京に来ていたタイミングで無理言ってお願いしたところなんと協力してくれました。笑
みきさんありがとうございました!
前回の原宿フォトウォークでも経験があまりないモデルさんを起用しましたが、そういったモデルさんを撮影することで撮影においてより実用的なコミュニケーション、その大切さを身をもって感じてもらいたいという狙いがあります。実はこちらの働きかけがないと良い表情もポージングも生まれないという状況はこの講座においてはベストマッチなんです。
とは言っても、毎回このようなモデルさんを10人ほどのカメラマンがいる環境でいきなりキャスティングすることはそもそもかなり難しいので、この講座においても珍しい機会だと思って頂きたいのですが、要はそういった回に当たったらラッキーという事です。(^^)v
慣れたモデルさんをなんとなく撮影しても、なんとなく良い写真が撮れるかもしれません。ただ、その感覚に慣れてしまうと、いざ撮影に慣れてない被写体さんを撮影したときに良い写真が撮れません。経験の少ないモデルさんとのコミュニケーションの取り方を学ぶことで、友達でも知らない人でも良い表情で撮ってあげられるようになります。緊張をさせないように、その人の良い表情を引き出す働きかけはまぎれもなくカメラマンの力量によるのです。これは写真において今後カメラの進化やAIに負けない為の唯一の技術かもしれません。
「良い写真が撮れた気になる」という勘違いをしない分、人によっては難易度高めかもしれませんが「表情を引き出すコミュニケーション」の習得が人物撮影の最重要コンテンツだと思っております。講座が終わった時に、自分のSDカードの中に良い表情が撮れているかどうかが結果の成否の分かれ目です。分かりやすいですよね。
講座の内容は
- 緊張をほぐす働きかけ
- 良い表情を引き出す働きかけ
に重きをおきました。具体的な方法はぜひフォトウォークに参加して学んで頂けたらと思いますが、いくつかご紹介します。
原宿フォトウォーク参加者の写真
肩にトンボが止まる秋っぽいミラクルで良い表情を引き出す方がいたり
イメージをわかりやすく説明して自然な表情を引き出す、カメラマンのリアクションでいいテンションに持っていく、とにかく笑わせる、いろんな方法があっていいと思います。
もちろん、いつも僕のフォトウォークでは説明している「光の読み方」や「背景の見つけ方」もしっかり説明します。
そして代々木公園から原宿の街の中まで入って行きます。
1部と2部で撮影場所や光、状況に応じて内容も変わるので両方参加したいというお声も頂きます。(大まかな説明は共通)
そして今回の参加者の方々、モデルさんと良いコミュニケーション、働きかけを行いながら撮影していたので皆さんの作例もいくつかご紹介します。
☆mayumi_sleepさんの作例
☆小西さんの作例
☆宮崎さんの作例
フォトウォークの開催は不定期ですが、ストアカの「受けたい登録」をして頂いていると開催日が確定した際に通知がいきますのでご興味ある方は是非!
ではまた!